昭和の匂いが漂うクラブの居抜き物件であった店舗を、ホストクラブ『MEDUSA』として再生させるプロジェクトです。ホストクラブという非日常を提供する舞台として、アプローチ部分をいかに演出するか。シークエンスをどのように与えるかで、お店を利用されるお客様の入店時のテンションに大きく関わるため、非常に重要と考えました。『内部の見えない重厚な扉』→『ライトアップされた波打つ白い壁』→『カーペットの敷かれたスロープ』→『抜けた先の青く光るフロア』。このようなストーリーを挿入することにより、仕上り以上の体験を与えることができたプロジェクトです。工事費自体も既存品を活かした上で、仕上とライティングを工夫することで、坪15万以下に抑えることができました。

『MEDUSA』のHP