「風炉先屏風」
株式会社七葉は「抹茶」という切り口から、「新しい日本のカタチ」を世界に発信している会社である。
良質の抹茶を、抹茶ラテなど現代的にアレンジしたメニューで提供している。
そして、その店内に求められる空間は「和風」ではなく「現代の茶室」である。
それは、オーナーの言葉を借りれば"日本に昔からある茶文化を現代的な解釈で楽しめる店"をつくりたいという思いの表れである。
風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)は茶道具の一つで、広間の点前の際に道具畳の向.こう側に置く22つ折りの屏風のことである。
これを置くことによって、道具を引き立てる意味あいがある。
屏風の意匠や柄には様々なものが用いられ、茶室を彩る一つの要素であった。
nana's green teaキラリナ京王吉祥寺では、茶席(客席)と訪れるお客様を、この茶室を成立させるために、なくてはならない存在と捉え、 風炉先屏風を空間全体に取り入.れることで、個々の茶席を引き立てるとともに、垣間見える吉祥寺の街に溶け込んだ、心地よく間仕切られた空間を創り出す。
- 業種:和カフェ
- 住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町
- 2丁目2110番地
- 広さ:41.63坪
- 座席数:66席